最近、食品の値上げや、日本の低金利継続の話題を目にすることが多くなりましたね…。
日本のインフレ率も上がりそうだし、本気でお金のことを考えなきゃなぁ、と思うようになりました。
まずは貯める力を身に着けるために、いろいろ調べることに。
そんなときにすごくわかりやすい動画をYouTubeで見つけました!
「【これが本質】明日からお金が貯まるようになる秘密の質問9選【貯める編】」という動画です。
お金の大切さや使い方などを発信する、「両学長 リベラルアーツ大学」チャンネルのなかの一つのコンテンツ。
この動画がすごくわかりやすくて、お金を貯めるためにしっかりと理解したい!と思い、アウトプットのためにブログにまとめてみました。
なかなかお金が貯まらない…という方はぜひご参考ください。
- この記事を書いた人
不妊治療を6年間経験したひよこです!
6年以上の不妊治療を経て、7年目で正常妊娠。
長年の不妊治療で使ったお金は500万円ほど…。
これからお金を貯めるために、コツコツ勉強中です!
リベ大から学ぶ!お金が貯まる9つの質問
質問1:買う余裕があるのか?
ひとつめの質問は「買う余裕があるか?」です。
お金が貯まる9つの質問の動画のなかで両さんはお金が貯まらない人のあるあるとして、
「買える」と「買う余裕がある」ことを混同していると伝えています。
これはまったくの別もので、「買える」と「買う余裕がある」を混同すると全然お金が貯まらないみたいです。
私も「買える」と「買う余裕がある」は一緒だと思っていた一人です><
でも買う余裕のある状態をどうやって把握するのでしょうか?
両さんは動画のなかでお金持ちになれる人は「買う余裕のある状態」を、
- 総資産の〇%未満か?
- それを買っても収入の20%以上を貯蓄できるか?
こんな基準で判断すると伝えています。
総資産の〇%未満か?
お金持ちになれる人は買う余裕がある状態を総資産の何パーセント未満であれば購入する!と考えてるようです。
例えば総資産が200万円、買う余裕がある金額を5%にした場合…
貯金(総資産)200万円×5%未満=10万円
10万円までなら買う余裕があると判断。
そして大きな買い物をした後は、しばらく控えることをしています。
それを買っても収入の20%以上を貯蓄できるか?
お金をうまく貯めている人は、大きな買い物をするとき、収入の20%を貯めれていれば買うという決断をするようです。
例えば、手取り年収300万円であれば、60万円を貯蓄できる状態であれば残りを自由に使います。
買う余裕がある=それを買ってもお金持ちへの道から逸れない状態を保つことが大切です!
質問2:いくら稼がないといけないのか?
皆さんは5万円のものを買うとき、いくら稼がなければいけないと思いますか?
私はこの質問に、
5万円のものを買うなら、5万円を稼がなきゃいけないでしょ!
カンタンじゃん^^
こんな風に答えてしまうと思います!
ですが、これでは金融リテラシーがかなり低いです(笑)
リベ大の動画では「表示価格の1.2~1.3倍」の金額を稼がないといけないと伝えています。
それは平均的な年収の人は、約20~30%が税金・社会保険料で引かれているからです。
税率約20%なら手取りは約80%、税率約30%なら手取りは70%。
大きな買い物をするときは、手取り率で割り返すクセをつけましょう!
例えば、50,000円(税込)のものを買う場合、
手取り率80% 5万円÷0.8=62,500円が必要になります。
質問3:何時間と交換しているのか?
表示価格を手取り率で割り、本当の値段を出したら、次はそれを自分の時給で割ります。
50,000円(税込)のものを買う場合
手取り率80% 5万円÷0.8=62,500円が必要
時給1500円であれば…
62,500円÷1,500円=約41時間!!
41時間働かないと買えないということです。
さらに労働までの準備時間(着替えたり、通勤したりする時間)を考えると、もっと時給は低くなります…。
買うときは価格と自分の時給を計算し、何時間働かないと手に入らないものなのか、きちんと把握しておきましょう。
両さんは
モノを買うために自分の人生を何時間捧げることになるのか?
これを自分に問うべきと動画内で伝えています。
私はこの言葉にハッとしました!!
こうやって考えると、本当に欲しいものが見えてきますね
06:24 質問3:何時間と交換しているのか?
質問4:買うものの価格を配当金で換算すると、いくら分の元本が必要か?
お金が貯まる人は買うものの価格を配当金に換算し、いくら分の元本が必要かということを自分に問いています。
配当金とはざっくりと説明すると、株を買うともらえる利益のこと。
例えば今、月額6000円のジムに通うか?悩んでいたとします。
これを年間費用に置き換えると、72,000円が必要です。
ここから配当金に置き換えてみましょう!
購入する株により配当金の利回りはまちまちなのですが、仮に税引き後4%だと仮定します。
そうすると…
72,000円÷4%=180万円
180万円の元本(株を買うお金)が必要という結果に!
180万円の投資元本が必要で、それを貯めるには〇年以上かかる…
ジムに通うことはそれだけの価値があるか?
こんな風に考え、価値があると思えば入会し、価値がないと思えば入会しないという判断をしています。
07:54 質問4:配当金で換算すると、いくら分の元本が必要か?
質問5:他のもので代替できないか?
何かを買ったり、入会するときは他のもので代替できないか?を問うのも重要です。
例えばジムへの入会を考えているとき、
入会する・しないの前に、お金をかけずにトレーニングする方法はないか?を考えます。
通勤時に階段を使ってみたり、公園の遊具でトレーニングをしてみたり…
トイレに行くたびにスクワットすることを習慣にしたり…
こんな風にお金をかけなくてもできることはたくさんありますね。
両さんはスポーツジムに通うことを否定しているわけではありません。
問題は、
- お金に余裕がないときに、代替可能性を一切考えないこと
- お金を払うことでしか自分の欲求を解決できないこと
と言っています!
私はよく旦那にお金を使うことばかり考えない方がいいよと言われているので、耳が痛いです…
09:27 質問5:他のもので代替できないか?
質問6:安心・快適・金持ちになること、どれを優先するか?
これは有名な本「金持ち父さん貧乏父さん」を書いた、ロバート・キヨサキさんの考え方。
金持ち父さんは
「人は安心・快適・金持ちになること、この3つのことに”優先度”をつけてお金を使う」
と言っています。
安心でいること
安心でいることに払うお金の代表が保険料。
安心を買うために保険料を払えば、お金持ちになるためのお金は手元に残りません。
両さんは安心とお金持ちになることは、トレードオフと伝えています。
安心を得るために会社員や公務員を選ぶ人は、ある程度の安心は確保できますが、個人事業主や経営者が得られるお金ほど稼ぐことはできません。
安心を選んだ=お金持ちになるチャンスは捨てているということですね。
快適でいること
- 広くてきれいな住宅
- 乗り心地のいい車
- 着心地のいい洋服
- 便利な家電
これらはすべて、快適な生活を得るためのもの。
多くの人がお金持ちになれない理由は優先順位のつけ方にあり!?
多くの人は
- ①安心でいること
- ②快適でいること
- ③金持ちになること
こんな優先順位でお金を使っていると金持ち父さんは言っています。
ここに気づけると、お金の使い方が変わってくるそうです!
もちろん、安心や快適も重要なのですが、大切なのはバランスです。
安心を得るために不要な保険に入り、逆にお金がない…という方はいませんか?
快適さを求めるために食洗器を買ったはいいけど、予算オーバーで食費を削ることになった…
こんな方はいませんか?
安心・快適のバランスを見直し、お金持ちになることに使えば、経済的自由を手に入れられるんですね^^
10:37 質問6:安心・快適・金持ちになること、どれを優先するか?
質問7:1回あたりいくらになるか?
購入前に1回あたりの値段を考えることも大切。
動画の中では1万円のバックと10万円のバックを例に、わかりやすく解説してくれています。
1万円のバックと10万円のバックの値段を比べると、当たり前ですが10万円のバックの方が高いですよね。
でも…
- 1か月しか使えない1万円のバック
- 15年使える10万円のバック
このようにすると、10万円のバックが実質安くなります。
すぐダメになってしまう1万円のバックであれば頻繁に買い替えをしなければいけませんが、長く使える10万円のバックであれば、買い替えの必要はありません。
これが1回あたりいくらになるか?の質問の意図です。
いいものを長く使えば、1回の使用料が安くなりますよね。
お金に余裕がある人はいいものを長く使う…というのはこういうことだったんです。
モノによってはリセールバリュー(売った時の値段)が高くなることもあります^^
両さんは金額が大きい買い物をするときに、この質問をよく使うとおっしゃっていました。
例えば10年間毎日見るテレビを買うとき。
- 30万円のテレビ÷3650日=1日82円
- 50万円のテレビ÷3650日=1日137円
1日当たりの金額に換算し、毎日テレビをつけるときに、この金額を支払わなければいけません。
この金額に納得できるときは買えばいいですし、納得できなければ買わないという選択ができます。
この計算を見て、
数百円の差だし、高い方でもいっか…
こんな風に思っちゃいましたが。
両さん曰く、”みんなが稼いだお金はこの小銭の積み重ねで消えているんやで”とのこと。
確かに大きな買い物をしていないのに、なぜか給料日前にお金が全然ない…貯金ができない…ということがありました!
この言葉は肝に銘じます。
12:31 質問7:1回あたりいくらになるか?
質問8:その支出がライフスタイルになると、FIREが何年遠のくか?
FIREとは経済的自由を手に入れて、勤め人を卒業すること。
そのためには生活費25年分の貯蓄が必要と言われています。
もし月1万円/年12万円生活費が増えると、FIREに必要な額も急激に増えてしまうんです。
12万円×25年=300万円
この金額が追加で必要になるんですね。
ひよこ家は毎月、数万円しか貯められていません。
なので、300万円を一から貯めるのはかなり大変…。
月1万円の生活費アップ=経済的自由になることを3~6年遠ざける破壊力がある
という考えです!
使っているお金、これから使うお金にはそれだけの価値があるのか?
こんな風に自分に問いかけてみてください。
ちなみに両さんはみんながFIREを目指すべきだという考えではないようです。
ただ、「うかつにお金を使うことは自由から遠のくことだ」ということを頭に入れたうえで、何かを買うことを勧めています。
私は老後はゆっくりしたいですし、将来への不安を今解決しておきたいので、生活費の支出が増えそうなときはこの考え方をクセづけました。
詳しく知りたい方は「14:31 質問8:その支出がライフスタイルになると、FIREが何年遠のくか?」をご覧ください。
質問9:そのお金は将来いくらの価値になるか?
投資家として世界的に有名な「ウォーレン・バフェット」さんの考え方。
投資経験のある方は、耳にしたことがあるかもしれません!
投資では元本に利息がつき、それをさらに投資に回すことで、利息に利息がつきます。
お金が雪だるま式に増えていくんですね。
これを複利と呼び、すごいパワーがあると言われています。
アインシュタインも「複利は人類による最大の発明だ。 知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う」という名言を残しているほど。
そのため、「今から使うお金が将来どのくらいの価値になるのか?」ということを理解し、お金を使うという選択をすると◎
私は何か購入する前に、それを買うお金を投資に回すとどのくらい増えるか?ということを考えるようになりました。
その時に「積立かんたんシミュレーション」を用いて、運用益を簡単に見積もっています!
将来の価値をしっかり考えることで、無駄遣いが減りました。
「16:34 質問9:そのお金は将来いくらの価値になるか?」
9つの質問はすべて活用しなくてもOK!シーンで質問を使い分ける
お金を使うたびに9つの質問をするのは大変…。
なのでシーン別に9つの質問からピックアップするのがおススメです。
- 大きな買い物をするとき
質問2:いくら稼がないといけないのか?
質問3:何時間と交換しているのか?
- 家計簿を見直すとき
- 服や鞄、靴などを買うとき
- 娯楽に数千円使うとき
私はこんな風に質問を使い分けています!
9つの質問をもとに見直した家計簿
この動画を見て一番最初にやったことは、家計簿の固定費の見直し。
固定費を減らせれば確実に、将来のお金を増やせると思い、「質問6:安心・快適・金持ちになること、どれを優先するか?」の質問を投げかけてみました。
すると「快適」に無駄があることを発見。
Amazon系のサブスクにいくつか入っていたのですが、Amazonプライムくらいしか最近使っていなかったです…。
どれも数百円~千円くらいだからいいや…いつか使うかも…と思い、そのままにしていたんですね。
それが数個あったので、合わせると毎月数千円が固定費として消えていました。
使ってなかったAmazonサービスの合算金額を「質問9:そのお金は将来いくらの価値になるか?」の質問にかけてみると…
「積立かんたんシミュレーション」を用いて見積もった結果、将来の運用金額は40.37万円にもなりました。
使っていないサブスクの金額を運用に回し、年利5%、10年間運用したら、なんと約9万円の利益になっていたんです。
こうやって考えると、とても無駄なことをしていたなぁ…と反省。
すぐに使っていないサブスクサービスを解約しました!
贅沢は人生を豊かにする…問題は自分が何を犠牲にしているか考えずにお金を使うこと
ここまでお読みになった方は、
9つの質問でお金を使うことを我慢したら…全然人生を楽しめないよ…
こんな風に思っているかもしれませんね。
ですが両さんは浪費を否定しているわけではありません。
動画の「17:54 番外編」で伝えているように「贅沢は人勢を豊かにする」とおっしゃっています。
問題は自分が何を犠牲にしているか考えずにお金を使うこと。
明るい未来を犠牲にしているのか?
自分の捧げた人生(労働時間)を犠牲にしているのか?
これに気づかずお金を手放す人が多いことに、問題定義されています。
確かに、私もこの言葉を聞いてハッとしました…。
安いしいいかぁ…とか、あっ可愛い!買っちゃおう…とか。
こんな風に安易にお金を手放すことも多々ありました。
両さんは未来よりも今が大事…これを買うために働いている…そう思えるなら、迷わずお金を使うことを勧めています。
9つの質問を使って検討した結果、それでも欲しい!と言うことであれば、それにお金を使うべきともおっしゃっていまいた。
私の場合、不妊治療をしていたころは、将来のお金よりも赤ちゃんに会うことが大事…まだ見ぬ赤ちゃんに会うためにがむしゃらに働いていたので、この言葉を聞いて救われた気がします。
これからお金を貯めたいなぁ…
何が大切か考えてお金を使えるようになりたい…
そんな方はぜひ、【これが本質】明日からお金が貯まるようになる秘密の質問9選【貯める編】をご覧ください!